昨年、知人の誘いもあり、タイ、フィリピンに旅行してきました。
中学校から高校に上がる春休みに、一度だけアメリカに旅行に行って以来の海外でした。
東南アジアという国について、あまり深く興味を持つこともなく、ましてや日本と比較して、なんて考えたこともありませんでしたが…
正直、2国を訪れてみて、本当に驚きました。
・経済
・活気
・人の多さ
・繁華街の盛り上がり
・英語力(フィリピン)
・観光客の多さ
・ホテルの接客の良さ
・物価
日本と比べてみても、遜色ない?いや、むしろ、日本の方が劣っているなぁ〜と感じるところが非常に多くて、ある意味カルチャーショックを受けました。
もちろん、これは、個人の価値観や感情に左右されるものですが…
日本が絶対負けないのは、【インフラや道路の環境の良さとウォシュレットの凄さ』ですかね。
そんなことはさておき。
改めて、東南アジアの国々を調べていると、東南アジアの成長に驚かされるばかりです。
ということで…
✅英語
✅実質GDP成長率
この2つの観点から「世界から見た日本、いや東南アジアから見た日本」というお題で、記事を起こしてみようと思います。
日本はもはや憧れの国ではない?英語も経済も、そして…
さて…
フィリピンは、公用語が英語とタガログ語です。
英語が出来て当たり前?そんなことはありませんよね。
第2言語も、多くの人が話せるって凄いと思いますよね。
だって、日本人は、第2言語がない上に、英語もちゃんと話せる人って、まだまだ少ない気がするんです。
そして、最近日本は、「名目GDP(国内総生産)の世界ランキングでドイツに抜かされて4位になった」、とニュースになっていましたネ。
でもね…
これら、英語と経済でもっと驚くべき数字を発見したので、紹介します。
GDPは現在の数値ではなく成長率で見るべし!日本の成長率は…
最近、「不適切にもほどがある」というドラマが話題になっていますが…
その中で…(正確なセリフは覚えていませんが…)
「こんな未来にするために頑張ってきたんじゃない」
「昔のほうが景気は良かったよ」
的なセリフがありました。
まさに!
と言っても、昭和の時代、私は子供だったので、あまりわかりませんが…
今の日本の地位もその時に築き上げられたものであり、そこからほとんど成長していないんだから、かなりの停滞感を覚えてしまうのは、もう仕方のないことですね。
では、早速日本の経済成長率が世界の中でどれくらいなのか、紹介しましょう。
今回、参考にしたのは、GlobalNoteの『世界の実質GDP成長率 国別ランキング・推移(IMF)』という記事です。是非一度、目を通してみてください。
世界の中の日本、東南アジアと日本の差
東南アジアは、ブルネイ、カンボジア、東ティモール、インドネシア、ラオス、マレーシア、ミャンマー、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナム、の11カ国からなります。
それぞれの成長率を紹介します。
- マレーシア 22位 成長率 8.65%
- ベトナム 25位 成長率 8.02%
- フィリピン 29位 成長率 7.57%
- インドネシア 60位 成長率 5.31%
- カンボジア 61位 成長率 5.24%
- 東ティモール 98位 成長率 3.90%
- シンガポール 106位 成長率3.65%
- タイ 132位 成長率 2.64%
- ラオス 144位 成長率 2.25%
- ミャンマー150位 成長率 1.97%
- ブルネイ177位 成長率 -1.63%
さて…日本はどのあたりにいると思いますか?
実は…
なんと…
167位 成長率 1.05%
なんです。
もう何も言いません。
感じたことを、自分の中で噛み砕いてください。
でももへちまもへったくれも、ないんです。
ただ、現実だけを直視しましょう。
正直、好ましい状況とは言えませんよね。
もちろん、他者と比較することに意味があるとは思いませんが…
それでも、日本という国が環境も良くて、弱者に優しくて、安全な国であることは言うまでもなく…
でも、思いませんか。
そんな日本を食い物にしている人たちがいて、そんな日本にさよならを告げて、海外で稼ぐ日本人が増えていると、国力はどんどん衰退してしまうという事を。
そんな世界経済と渡り合っていくための国力も、英語力を上げないとイケないと思うんです。
英語力…日本は下の上?経済成長率よりはマシ?
前置きは省略して、早速東南アジアと日本の順位を紹介しましょう。
- シンガポール 2位
- フィリピン 20位
- マレーシア 25位
- ベトナム 58位
- インドネシア 79位
- ミャンマー 90位
- カンボジア 98位
- タイ 101位
ラオス、東ティモール、ブルネイは、調査対象外となっています。
※こちらは、海外留学で有名なEF Japanが こちらの「世界最大の英語能力指数 」記事で発表しているものです。
参加した国は、113の国となっているので、全世界の国々というわけではありませんが…
それだけに、日本の順位が気になるところですが…
日本は…87位!!
微妙(苦笑)…
もう、これでは世界競争力がない、と証明してしまったようなものですネ。
で…
何が言いたいかと言うと…
実は、これから働くのに、東南アジアって、一つの選択肢、だと思ったんです。
会社に務めようが、フリーで働こうが…
そこで東南アジア各国の求人を調べてみたんです。
東南アジアの求人
厚生労働省の調査によると…
日本の平均月収は、約30万円。
そんな日本より経済成長率ははるか上、
英語能力はちょっとだけ上のベトナムを例にとると…
実は、ほとんど変わりないんです。
Webディレクション 月2000USD〜
営業系 月 2000USD〜
1ドル = 150円 くらいなので、約30万円〜。
ね。さすがに、求人票は一部しか(↓)お見せできませんが…実際に私が頂いた求人票から抜粋しております。
で…
そんなベトナムの転職に特化したサイトをもっと見てみると…
こんな感じ。
そして、イイ感じ。
どうですか。
ちょっと気になるでしょ。
あと、どう動くかはあなた次第。
最後に…
海外志向をお持ちの方。
是非、若いうちに、たくさん旅行して、多くの人と触れ合ってください。
正直、私は仕事人間だったので、この年になるまで、海外なんて見向きもしなかった…。
それを後悔する気はありませんが…
もう少し早く視野を広げておけば、もっと違う生き方があったのかな、と思うんです。
でも、あくまで海外志向が少しでもある方限定です。
みんながみんな、そうした方がいいということではありません。
ただ…
海外に行くと日本のいい部分と悪い部分を再認識させられます。
それは、あなたにとってこれからの生き方に、大きな変化と気づきを与えてくれることでしょう。
そして、私も。
まだまだこれから。
一度海外に挑戦してみようと思って、記事にしてみました。
では。
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