個人開発をしていると、ChatGPTさんが本当に役に立ちます。
コードがわからない時はもちろん、画像の作成、音声の作成、等いろいろ出来てしまいます。
と言っても、現在、テキスト以外の返答・作成に関しては、ChatGPT-4への有料プランへの契約が必要となります。
そんなChatGPTで、無料プランと有料プランでは、もちろん圧倒的な差がありますが…
その差が、受け取り手やタイミングによっては、不要なこともあるのだと最近気付かされました。
今回は、そんな体験を紹介したいと思います。
結論、両方のVer.で同じ質問をしてみることをオススメします!
ということです。ちょっと面倒かもしれませんが…
ChatGPTの優秀さは時には無駄?
私は、Swiftのエンジニアです。
冒頭でも述べたように、個人開発なので、結構ChatGPTさんの助けを借ります。
今回は、現在開発中のオリジナルのカロリー計算アプリにて、ある機能というより装飾を付けたく、ChatGPTさんに質問をしてみました。
「こんな事聞かずに、自分で考えろよ」と言われるかもしれませんが…
そこは、お許し下さい。
で…その質問が…
「LazyVGridである配列をListとForEachを使って表示させる時、各セルにそれぞれ背景色をつけるには?」
です。
では、早速それぞれのVer.の回答を見ていきましょう。
ChatGPT-4さんの答え
LazyVGrid(columns: columns, spacing: 10) {
// ヘッダー部分
Text("Day\\Meal").background(Color.gray) // ヘッダーに灰色の背景を適用
Text("朝食").background(Color.blue) // 朝食に青色の背景を適用
Text("昼食").background(Color.green) // 昼食に緑色の背景を適用
Text("夕食").background(Color.red) // 夕食に赤色の背景を適用
// 各曜日と食事のデータ
ForEach(["monday", "tuesday", "wednesday", "thursday", "friday", "saturday", "sunday"], id: \.self) { day in
Text(day.toJapaneseDayName).background(Color.yellow) // 曜日に黄色の背景を適用
ForEach(["breakfast", "lunch", "dinner"], id: \.self) { mealType in
if let meal = planMealViewModel.weeklyMeals[day] {
Text(mealType == "breakfast" ? meal.breakfast :
mealType == "lunch" ? meal.lunch :
meal.dinner)
.frame(height: 50)
.background(mealType == "breakfast" ? Color.pink : // 朝食にピンク色の背景を適用
mealType == "lunch" ? Color.orange : // 昼食にオレンジ色の背景を適用
Color.purple) // 夕食に紫色の背景を適用
.onTapGesture {
// タップ時のアクション
}
}
}
}
}
こちらが、ChatGPT-4さんの回答。
決して、間違っているわけではありません。
ちゃんとそれぞれの背景に色をつけてくださっています。
ある意味、質問通りの答えがちゃんと返ってきていますネ!
では、ChatGPT-3.5さんの回答を見てみましょう。
ChatGPT-3.5さんの答え
LazyVGrid(columns: columns, spacing: 10) {
// ヘッダー部分
Text("Day\\Meal").background(Color.gray)
Text("朝食").background(Color.gray)
Text("昼食").background(Color.gray)
Text("夕食").background(Color.gray)
// 各曜日と食事のデータ
ForEach(["monday", "tuesday", "wednesday", "thursday", "friday", "saturday", "sunday"], id: \.self) { day in
Text(day.toJapaneseDayName).background(Color.gray)
ForEach(["breakfast", "lunch", "dinner"], id: \.self) { mealType in
if let meal = planMealViewModel.weeklyMeals[day] {
Text(mealType == "breakfast" ? meal.breakfast :
mealType == "lunch" ? meal.lunch :
meal.dinner)
.frame(height: 50)
.background(Color.random)
.onTapGesture {
}
}
}
}
}
と
extension Color {
static var random: Color {
return Color(
red: .random(in: 0...1),
green: .random(in: 0...1),
blue: .random(in: 0...1)
)
}
}
これをChatGPT-3.5さんは、提案してくださいました。
これ、めちゃくちゃ優秀だと思いませんか?
それがこの質問に対して正確か、このアプリに適切かどうかはさておき。
ランダムに背景色を設定する方法を提示してくれているんです。
「いつでも同じではなくて…毎回違う」という楽しみとワクワクがなんかでてきますネ☆彡
もちろん、そんな装飾なんて、不要だと言われたらそれまで、ですが…
ワタシ的には、こっちの方が、なんか先読みしてくれている感じがして、ちょっと驚いたんです!
あなたはどう思いますか?
ChatGPT-4の優位はゆるがない!
とは言っても、これでChatGPT-3.5でイイとはなりません。
やはり、ChatGPTは、ちゃんと有料版を契約したほうがイイことは間違いありません。
だって、アプリのロゴやブログのバナーとか、デザインを学んでいない自分からしたら、そういうスキルってなかなか獲得できるものではないですからね。
それを、月額20ドルで請け負ってくれるんなら、もう安いものです(笑)。
当然ですが…
有料版を契約しているから、無料版の良さを実感することもできるという話、です。
もちろん、あなたの日常にChatGPTの需要があれば…ですが…
検討してみて下さい。
では。
ちなみ…
前述したコードは、こちらのカロリー計算アプリでの一部です。
気になった方は、是非、こちらからダウンロードして、確認してみて下さい。
最初の1ヶ月は無料ですので、安心してお使い下さい。
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